サスティナブルな観光振興のためには、地域の魅力向上と、発信策の工夫、更には地元関係者の知識向上・充実が不可欠です。そのためには各地の成功事例等も参考にしながら、幅広く前広に取組む必要があります。

特に街道・宿場に関係する観光振興に関しては、地域の行政・観光関係者を含め散策する観光客と接する多くの沿線関係者の街道理解も重要であり、平素からの地道な対応策が大切です。

東海道におきましては、57次が完成して400年となる2024年12月に、静岡市の提言で東海道57次市町連絡協議会も設立されました。

歌川広重による京都への「東海道五十三次」が有名ですが、寛永元年1624年に大坂までの「東海道57次」が完成しています。この57次は近世日本形成の基盤を作った江戸期最重要道であり、現在も往時を伝える舞台、遺構等も遺され、また資料館等も充実しています。

この東海道の魅力と見所を、関係の皆様と共有しながら、新たな価値を共創し発信していくことで、持続可能な観光振興を一段と高めることが肝要と考え、新たにコンサル業務にも積極的に取組んで参ることにいたしましたので、ご相談下さい。

この区間には歴史的場所・遺構以外にも、往時の旅を支えた食物、飲物などもあります。近年散策する海外客も増えており、当NPOとしても「東海道57次観光」をキーワードに地域創生、観光振興を広くサポートしてまいります。各地の実情に応じて、講演会、研修会、展示・解説案内作成、アドバイス等幅広く対応致しますので、ご遠慮なくお尋ね下さい。